上一宮大粟神社
【徳島の神社巡り3】
<上一宮大粟神社>
訪れたときはあいにくの大雨、長い坂道と石段を登っていくと
歴史を感じさせる拝殿が姿を現れます。
平日で雨の日だからなのか誰も訪れている人はいませんでした。
伊邪那岐命と伊邪那美命との間に生まれた大宜都比売を祀った神社で、天照大御神や須佐之男命の姉にあたる存在で、五穀を司り農業の神とされる。
須佐之男命は、高天原で暴れまくり、高天原を追い出されてしまいます。
その後に大宜都比売に食べ物をもらいに行きます。
大宜都比売は、口・鼻や尻から食材を出して、須佐之男をもてなしますが、須佐之男は汚らわしいと言って、大宜都比売を即座に切り殺してしまう。
その屍から、蚕、稲、粟、麦や大豆などが出てきて、その種を高御産巣日神が集め、国中に広めました。
自分の子供を切り殺したり、自分にもてなしてくれた人を切り殺すなどと、伊邪那美命や須佐之男は、ちょっと気が短かったのでしょう。
<情報>
祭神 大宜都比売
御利益 五穀豊穣、商売繁盛、所願成就など
訪問日 2019.03.06
神山、神の住む山なのか
空海の予言の鉄の橋とも関係があるのか
色々考えさせてくれる場所である。
自然も大変豊かで車中泊していた時に、久しぶりに綺麗な流れ星も見えました。
また必ず訪れたい場所です。