素盞雄神社~天村雲神社
【徳島の神社6】
<素盞雄神社~天村雲神社>
今回は、徳島県で訪れたかった須佐之男命を祀る素盞雄神社と天村雲神社です。
伊邪那岐命が黄泉の国から逃げ出した後に、禊によって鼻から生まれた「三貴子」の一人。
古事記に書かれている神の中で一番人間らしい神だと言えます。
父親である伊邪那岐命の言うことを聞かずに「母に会いたい」と泣き喚いたり、高天原では、暴れまくって姉である天照大御神が天岩戸に隠れる原因も作っています。
その後高天原を追い出されてからは八岐大蛇を退治したり、日本で最初の和歌を詠んだりしたとも言われています。
「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠に 八重垣つくる その八重垣を」
素盞雄神社の近くには天村雲神社が二社もあり、このあたりで須佐之男が八岐大蛇を退治して、天叢雲剣(=草薙剣)を手にしたのかもと思うと楽しくなります。
天村雲神社
<情報>
祭神 須佐之男命
天村雲神社
住所 徳島県吉野川市山川町村雲133
祭神 天村雲命、伊自波夜比賣命
訪問日 2019.03.08